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子どもが転んでケガをしても消毒しない!「湿潤療法」とは?

消毒しない、「湿潤療法」とは?

一昔前までは、ケガをしたら消毒をして治していた気がするのですが、最近は消毒しない治し方が主流のようです。

いわゆる、湿潤療法というやつです。
傷跡を残さず、出来るだけ痛くなく、そして早く、簡単に治せる方法です。
傷口を湿潤状態にすると、かさぶたが作られず、皮膚の組織が綺麗に戻ってきます。

湿潤療法(しつじゅんりょうほう)は、創傷(特に擦過傷)や熱傷、褥瘡などの皮膚潰瘍に対し、従来のガーゼと消毒薬での治療を否定し、「消毒をしない」「乾かさない」「水道水でよく洗う」を3原則として行う治療法。モイストヒーリング、閉鎖療法、潤い療法(うるおい療法)とも呼ばれる。
ウィキペディア-湿潤療法

はじめて転んでケガをしたとき、小児科看護師の知り合いに相談したときに教えてもらった治し方です。

1、傷口を水道水でよく洗う。
2、乾かさない!消毒しない!
乾かさないために、次の方法で処置します。
・キズパワーパッドやハイドロコロイドを貼る。
・プロペトを塗ってその上からラップやくっつかないシートを当て、包帯や医療テープで固定する。

以上。簡単ですね。

我が家の場合

転んで膝を擦りむくことが多い息子ですが、我が家では一番楽ちんなキズパワーパッドをよく使用します。


キズパワーパッド。これは大きめサイズ。

転んだ日は、帰って風呂場で洗い、「キズパワーパッド」を貼ります。
当日、翌日は入浴後に傷の様子やテープでかぶれてないかを見るために取り替えますが、3日目からは2~3日に1回の取り替えです。
途中傷の状態を確認するために剥がしたい衝動に駆られますが、キズパワーパッドは最長で5日貼れるのでそれを信じて貼り続けます。
(かぶれやすいので5日貼り続けたことはありませんが。)


ケガをしてから10日後位に撮影したものです。
かさぶたを作らず綺麗に治りました。


1か月後。少しずつ目立たなくなっています。
日焼けすると跡が残るので気をつけないといけないそうです。
あまり気にせずそのままにしてしまっていましたが・・・。

私が子どもの頃、痛い思いをして消毒し、ガーゼを貼って・・・としていたあの頃は何だったのか(笑)。

子どものケガのために常備しておくと便利なもの

子どもにケガはつきものです。
湿潤療法に使える創傷被覆材を家に常備しておきましょう。

私がいざという時に役に立っている商品をご紹介します。

キズパワーパッド
手軽に使える、湿潤療法用の絆創膏です。指用や靴擦れ用など、様々なタイプに合ったものを選べます。
転んだ時にできる擦り傷は、普通サイズだとカバーできない場合があるので、常備するなら大きめサイズがおすすめ。
【Amazon.co.jp限定】BAND-AID(バンドエイド) キズパワーパッド 大きめサイズ 12枚+ケース付 絆創膏


プロペト・ワセリン
肌の保湿、日焼け止め下地、ケガややけどなど、何かと使えるプロペト・ワセリン。
私は保湿クリームやリップ代わりに使っていますし、乾燥や湿疹にも使えるので常備しておくと便利です。
【敏感肌の方に最適!】皮膚保護 ワセリンHG 徳用500g


ハイドロコロイド
機能的にはキズパワーパッドと同じです。キズあてパッドの固定にも使えます。
粘着力は少し劣ります。角から剥がれてきやすいので、角を丸く切ると良いですよ。自由な大きさに切って使えるので、重宝します。
ズイコウ ハイドロコロイド包帯 HCARR


プラスモイスト
湿潤療法としての使い方はキズパワーパッドと同じで、傷口に当てテープで固定して使います。
関節部分など、よく動かす所に最適。キズ口から出る浸出液を吸収するので、蒸れたり被れたりする心配がありません。
プラスモイスト P3 3枚入り(125×125mm)/PA3A【あす楽対応】【DM便対応 送料164円】





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