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バス遠足・新幹線・・・子供の乗り物酔いはいつから?原因と対策!

遠足などの学校行事や旅行での子どもの乗り物酔い。心配ですよね。
今までは大丈夫だったのに、小学校や中学校に上がってから急に酔うようになった・・・というお子さんも多いそうです。
今回は、そんな乗り物酔いの原因と対策をご紹介したいと思います。

子どもの乗り物酔いは何歳から?原因は?

乗り物酔いが始まるのは、多くは小学校高学年から中学生くらいから。
神経の発達が完成していない10歳ごろまでは揺れを感じても神経が敏感に反応しないので酔うことは少ないそうですが、幼児期くらいから始まる子もいます。
男の子より女の子の方が酔いやすいようです。

乗り物酔いは、慣れない振動などに対する体の防御反応。
経験したことのない乗り物の揺れが、内耳や視覚を通して脳に届けられると情報が混乱して、自律神経が乱れて、体の部位にめまい、吐き気、頭痛、胃のむかつきなどの症状を引き起こします。

乗り物酔いの対策

乗り慣れて適応させる
乗り物の振動に慣れてくると、体が揺れに合わせられるようになります。
揺れに合わせるために、進行方向を向いて乗ることや、急発進、急ブレーキの運転に気をつけて乗るようにしましょう。

こまめに換気をする
車特有のにおい、ガソリン、食べ物、芳香剤などののにおいが車内にこもると気分が悪くなりやすいので、小まめに換気をして外の空気を吸いましょう。マスクも効果的です。

本やスマホの画面は見ない
読書やスマホ操作などで下を向いていると、身体は揺れているのに目からの情報が伝わらないので、感覚が乱れてしまい、気分が悪くなります。外の景色を眺めるようにしましょう。

体調を整える
睡眠不足、すきっ腹、満腹の状態だと酔いやすいです。
前日に十分な睡眠をとること、乗る前に適度な食事をしておくことが大切です。

視線を動かす
遠くの静止した景色を眺めると良いとよく言われますが、逆に一か所を見ないようにする方が良い場合もあります。
遠くを見たり、近くを見たり、いろいろな景色を楽しみながら視線を動かすといいでしょう。

会話をするなど、楽しく過ごす
話に夢中になっていると何故か酔うことを忘れます。家族と会話したり歌を歌ったりして楽しく過ごしましょう。
「酔うかもしれない」と意識してしまうと悪化します。楽しいことを考えると良いですね。

酔い止め薬を飲む
長時間の場合は乗車前に酔い止め薬を飲み、寝てしまうことも有効です。酔い止め薬を飲むと眠くなります。
薬は耳鼻咽喉科や内科で処方してもらうか、薬局の薬剤師に相談してみましょう。




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