子育て関連

令和2年(2020年)名古屋市の待機児童数は?隠れ待機児童は?

0~3歳のお子さまを育てている保護者の方が気になる待機児童問題。
2020年(令和2年の)の名古屋市の待機児童についてまとめました。

2020年(令和2年)待機児童数は?

今年の名古屋市の保育所の利用申込児童数前年から746人増えて過去最多の48,988人。
そんな中で、4月1日時点での待機児童の数はゼロ。7年連続です。

過去の保育所利用申込数(前年比)
2019年 48,242人(+1604人)
2018年 46,638人(+1535人)
2017年 45,103人(+1858人)
2016年 43,245人

名古屋市は、2011年・2012年の2年連続で待機児童数が全国市町村でワーストだったのですが、その後は保育所を新設したり、保育を希望する保護者の方の相談に応じる「保育案内人」を配置するなどの対策をしてきました。
今年も、保育園の新設のほか、「保育案内人」を増員するなどの対策をとり、7年連続で待機児童ゼロを達成しました。

待機児童とは、「入所申し込みの時に、第6希望まで全て記入して、さらに希望する6か所にも入れなかった場合、別の空きがある保育所もなくて入所できなかった児童」のことです。これが名古屋市はゼロ。

その一方で、隠れ待機児童数は、882人となりました。
隠れ待機児童とは、希望の保育所に入れなかったので入所しなかったり、認可外に入ったり、保護者が育休中だったりした場合の待機児童のことです。

過去の名古屋市の隠れ待機児童数
令和元年(2019年)は929人
平成30年(2018年)は833人
平成29年(2017年)は715人
平成28年(2016年)は585人
隠れ待機児童は年々増え続けていましたが、今年は47人の減少となりました。

名古屋市は、今年も隠れ待機児童を減らすため、保育所の整備を進めていくということです。






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